【新オープン】本格的なアーユルヴェーダと最先端医療が融合したラグジュアリーサロン@銀座

2024年10月、東京・銀座に、再生医療、古来の伝統医学や伝統的な日本の食文化を提唱する複合施設「THE HUNDRED ロンジェビティハウス」が誕生。そこで今回は「Voyage Leaders」の安田光絵さんが、アーユルヴェーダの施術をレポート。

今回、「銀座松屋通り安田ビル」に5フロアにて展開される「THE HUNDRED ロンジェビティハウス」の施設内にあり、アーユルヴェーダの施術が受けられる「ウェルネス サロン」に伺ってきました。

光がさんさんと差し込むサロンは、ウッディなインテリアを基調としたリラクシィな空間。エレベーターを降りたとたん非日常の世界へ。

アーユルヴェーダは、5,000年以上の歴史を持つ伝統的な予防医学。日本ではなかなか本格的な施術が受けられるところが少ないのですが、こちらではネパール出身、現地の医師資格を持つアーユルヴェーダの専門家が常駐。本場さながらのケアが受けられると聞いて期待大！

”不老長寿のお茶”をいただきながら体質チェック

施術の前に、ウェルカムドリンクをいただきます。宮崎県高千穂の自然栽培農家から仕入れている「トゥルシーティー」をいただきます。アーユルヴェーダでは不老長寿の薬として飲まれているハーブティーなのだとか。

そして、体質を知るための”ドーシャ（体質）診断”を行います。アーユルヴェーダでは、人の体質をヴァータ（体風素）・ピッタ（胆汁素）・カパ（粘液素）に分けられていて、これらの変調が病気や不調の原因とされています。私の体質はヴァ―タでした。過度な運動に注意すべき体質とのことで、運動するとすぐに疲れるので納得です（笑）。

専門医師が体質診断、脈診し、施術をカスタマイズ

アーユルヴェーダ医師のサンジュ・マジャコティさんが脈拍を測り、先ほどの診断結果を見てカウンセリング。日常生活で摂るべき、避けるべき食材、適切な睡眠時間まで丁寧にアドバイスいただきます。

数種類から十数種類のハーブを長時間煮出したエキスは、全７種類。この中から体質や悩みに合わせてセレクトしたものをオイルとブレンドして使用。塗布から５分に骨髄に到達するほど高い浸透力で、デトックス効果抜群なのだとか。

スリランカへトリップしたようなトリートメントを堪能

木のぬくもりと、オフホワイトが基調のトリートメントルーム。ベッドやシロダーラ用のスタンド、ポットもスリランカのものが使用されています。

フットバスで足元の浄化をし、チューニングフォークで身体のバランスを整えてから施術がはじまります。

選んでいただいたハーブとオイルを使いながら、”アビアンガ”という浄化を促すマッサージへ。全身にオイルを刷り込んでいくような手法なのですが、筋肉のコリがほぐれるのはもちろん、身体だけでなく心身の健やかさにも働きかけるそう。

アビアンガのあとは、アーユルヴェーダの要でもある”シロダーラ”のパートへ。”第３の目”といわれる額の上に、太白ごま油を約30分かけて、ゆっくりと垂らしていきます。”シロダーラ”は、不眠症や神経障害ほか、様々な疾患に効果があるといわれていますが、この日の夜、朝までぐっすり眠れたのは確実の施術のおかげですね。

終了後は、ハーブミストでデトックス効果を高める

施術後は、日本古来のハーブを使ったミストサウナで発汗して老廃物の排出を促します。心地よい温度で、サウナが苦手な私でも快適に過ごせました。サウナのあとは、オプションでヒト臍帯血幹細胞セクレトームエキスを顔に塗布していただきました。

今回施術を担当していただいた、ネパール出身のナレシュさん。アーユルヴェーダセラピストとしての経験が豊富で手技レベルが高いだけでなくヨガ講師の経歴も。

ここまで本格的なアーユルヴェーダの施術を受けたのは初めてで、特別な体験でした。体質改善を本気で考えていきたい方も、デジタルから離れてしっかりと休息をとりたい方にもおすすめです。