伝統と革新が融合した活気あふれる東京 銀座のランドマークとして知られている「ブルガリ銀座タワー」。2025年には「ブルガリ 東京 銀座 バー&ドルチ」をオープン!イタリアの伝統的なレシピを取り入れたシグネチャーメニューの「ブルガリ アフタヌーンティー」にVoyage編集部でお伺いしました。
ラグジュアリーで落ち着きのある空間美を楽しむ「ブルガリ 東京 銀座 バー&ドルチ」

「ブルガリ銀座タワー」のエントランスに入ると、まずは1階で受付。1組ずつ丁寧に受付対応をしていただき、エレベーターで9階へ上がります。この時点で他のお客様とエレベーターもなるべく一緒にならないような配慮がされているのがさすが。自分たちだけの特別な時間を楽しむスタートに心が躍ります。
9階の「ブルガリ 東京 銀座 バー&ドルチ」は、10階の「ブルガリ ギンザ バー」と吹き抜けの構造になっていて、とても天井が高く開放感にあふれた空間。
ちょうどホリデーシーズンに訪れたこともあり、店内中央には大きなクリスマスツリーが飾られていました。

抑えめの配色で落ち着きのあるクリスマスツリーには、「BVLGARI」のロゴを施したオーナメントも。

吹き抜けの高さのある窓からは自然光が降り注ぎます。

「ブルガリ」の世界観に浸るアフタヌーンティー

アフタヌーンティーは、”イタリアの旅”をイメージして作られていて、ミシュラン3つ星シェフ、ニコ・ロミートによるクラシックなイタリア各地の郷土料理とドルチが楽しめます。現在は、フェスティブシーズンに伴い、季節限定の「フェスティブ シーズン アフタヌーンティー」を開催中。
また、アフタヌーンティーは4つの時間帯に分かれていて、それぞれメニュー構成も少しずつ違います。12:00~13:45と18:00~19:45は、ワインやアペリティーボに合うセイボリー中心。そして、14:00~15:45と16:00~17:45の時間帯では、イタリアンドルチを中心に楽しめるように設計。
今回、「Voyage」編集部は12時の回にお伺いしたので、セイボリーの充実したアフタヌーンティーを満喫。3段トレイのうち2段はセイボリーという構成も、このランチタイムならでは。アフタヌーンティーというより、ランチと言って遜色ないほど、さまざまなイタリアの地方を旅しているかのようなセイボリー、そしてイタリアンドルチを楽しみました。
また、徹底された「ブルガリ」の世界観にも注目。プレートからティーカップなど、食器もすべて「ブルガリ」で統一。あえてピンクとオレンジの2色で構成されていて、色のコントラストを楽しめます。

充実のセイボリー!イタリアのさまざまな地方に想いを馳せるアフタヌーンティーがスタート
ウェルカムドリンクは、静岡産大河内煎茶をアイスティーで。透き通ったグリーンティーは、苦味や渋みがなく、すっきりといただけます。

そして、テーブルを華やかに彩るのは数々のセイボリーとイタリアンドルチ。どれも一口サイズで楽しめるのも嬉しいですね。

特に、セイボリーは8品と充実!


上段には、「ローストビーフのパニネット」、「ポテトとリコッタのラビオロ セージの香り」、「干し鱈のブルスケッタ」、「パルミジャーノチーズとルッコラのボンバ」の4種。

パニネットは小さなパン。ローストビーフをハンバーガーのようにいただきます。その他、ラビオリやブルスケッタ、パルミジャーノチーズなど、イタリアンで定番の食材をふんだんに使った上品なセイボリー。
中段には、「サーモンのパニネット アボカドとキャビア」、「バジルのルスティコ」、「ポルチーニ茸のタルト ミントとヘーゼルナッツ」、そして、「”ヴィテッロトンナート”のボンバ」の4種。

こちらも華やかなセイボリーばかりで、キャビアなど贅沢な食材も楽しめるのが嬉しいですね。なお、”ヴィテッロトンナート”は、イタリア北部ピエモンテ州の伝統的な冷製前菜。野菜と煮込んだ仔牛を薄くスライスしたものにツナソースをかけた一品で、ワイン好きにも人気のお料理。
3段トレイ以外にもスモールプレートでも提供されます。

一番手前のオレンジのプレートに乗っているのは「手長海老とレタスのコルネット」。コルネットはクロワッサンのような見た目ですが、伝統的なイタリアのパンです。クロワッサンよりも層が少なく、よりパンの食感を味わえるのがコルネット。今回はサンドイッチのようにいただきました。
左奥にあるピンクのプレートには「パンツェロット スカモルツァチーズとトマト」。パンツェロットはプーリア発祥の郷土料理で、いわゆる”包み揚げピザ”。油でからっと揚げる軽い食感のピザの中にはチーズとトマトが包まれています。
イタリア南部、北部、さまざまな地方の伝統料理を一口ずつ楽しみつつ、まるでイタリアを旅しているような感覚も楽しめる充実のセイボリー。私のようにワイン好きの方は、食べ進めていると間違いなくワインも欲しくなります!
美しくおいしいイタリアの伝統ドルチを堪能
スイーツは、トレイ3段目に3種類。

一番左の「旬のフルーツタルト」はこの季節らしくいちごでした。中央は、「“パン ペパート” ドライフルーツとスパイスのチョコレートケーキ」。“パン ペパート” はスパイスを使用したチョコレートの焼き菓子で、たくさんのナッツやドライフルーツがぎっしり。食感のコントラストも楽しめるスイーツです。そして、右側にロゴを配したチョコレートが乗った「ズッパ イングレーゼ」。”イギリス風スープ”という意味のイタリアの伝統的なデザートです。スポンジ生地には、リキュールをたっぷり染み込ませていて、カスタードクリームやチョコレートクリームを交互に重ねて作る、華やかで濃厚なケーキ。リキュールが口にじゅわっと広がるのが、「ズッパ イングレーゼ」ならでは。
プレートでは、イタリアらしくマスカルポーネといただくオレンジのスコーン、そして「土佐グリーンベルガモットのババ」の2種類をいただきました。


スコーンもまるでデザートのよう。さっくりとした食感を楽しめます。ナポリの伝統菓子であるババは、シロップがたっぷり含まれていて、香り高く、じゅわっとシロップが染み渡るおいしさを堪能。
イタリアから取り寄せた絶品コーヒーを
「ブルガリ アフタヌーンティー」では、厳選された紅茶やお茶を楽しめます。紅茶、ほうじ茶、和紅茶、玉露、ハーブティーなどさまざまな種類があり、日本各地で栽培された茶葉を楽しめるのもポイント。

味わい深い紅茶もとてもおいしいですが、やはりおすすめはカプチーノとのこと。カプチーノはイタリア発祥のエスプレッソドリンク。街中には、至る所にコーヒースタンドがあり、多くのイタリア人がカプチーノを楽しむ姿をみることができます。「ブルガリ アフタヌーンティー」では、イタリアから取り寄せたエスプレッソで淹れる本格的なカプチーノをオーダー可能。

ふわふわできめ細やかな泡と、苦味もありつつ華やかでまろやかなエスプレッソが織りなす至高の味わい。牛乳が苦手な方は、アーモンドミルクで作ってもらうこともできますよ。
「BVLGARI」のロゴも入って、とてもおしゃれ。アフタヌーンティーでは必ずオーダーしたい一品です。

「ブルガリ アフタヌーンティー」でイタリアに想いを馳せる時間を過ごして

落ち着きと静けさがあり、ゆったりと時間が流れる「ブルガリ 東京 銀座 バー&ドルチ」。ぜひイタリアの伝統の味を楽しむアフタヌーンティーへお出かけしてみませんか?イタリアのさまざまな地方に想いを馳せ、まるでイタリアを旅しているような優美で穏やかな時間を過ごせるはずです。
「ブルガリアフタヌーンティー」概要・アクセス
時間:月曜日〜土曜日 12:00~20:00・日曜日 12:00~18:00
12:00/14:00/16:00/18:00の4部制
※日曜日のみ、18:00の予約席なし
場所:9階「ブルガリ 東京 銀座 バー&ドルチ」
料金:12,500円
TEL:03-6362-1270
予約:https://www.tablecheck.com/ja/bvlgari-ginza/reserve/message
※価格はすべて消費税・サービス料金込
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目7-12
TEL:03-6362-0555
アクセス:東京メトロ銀座駅より徒歩数分
公式サイト:https://www.bulgarihotels.com/ja_JP/bvlgari-tokyo-ginza
:@bvlgarihotels
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目7-12
TEL:03-6362-0555
アクセス:東京メトロ銀座駅より徒歩数分
公式サイト:https://www.bulgarihotels.com/ja_JP/bvlgari-tokyo-ginza
:@bvlgarihotels
取材協力:ブルガリ 東京 銀座 バー&ドルチ

