東京から本社を移転した総合エンターテインメント企業から、”美酒美食”を存分に味わうガストロノミーまで! ”山梨”の新たな挑戦と魅力をメディアツアーで体験!

リニア中央新幹線の開業を控えるなど、アクセス面での飛躍的な向上が見込まれている、山梨県。

リニア開業後を見据えた取り組みとして、県内外の挑戦者による数多くの実証実験を誘致し、手厚い支援を通じて、意欲的な新事業が展開されていることでも注目されています。

今回、これらの取り組みをさらに進化させ、「スタートアップ」や「ものづくり」といった枠組みにとらわれず、幅広い分野での新事業の創出や成長・飛躍を支援する新事業共創プラットフォーム「TRY! YAMANASHI!」が始動

始動にあたり、東京から山梨へ本社を移転した総合エンターテインメント企業「アミューズ」の本社「アミューズ ヴィレッジ」の施設見学や、「TRY!YAMANASHI!」のキックオフイベント、アミューズが展開する新ジャンルのガストロノミーを味わえる「Restaurant SAI燊」などのメディア向けツアーに参加しました。その内容をご紹介します。

Contents

渋谷から山梨へ移転! 西湖の新本社「アミューズ ヴィレッジ」

アミューズヴィレッジ
アミューズ ヴィレッジ

東京・渋谷にあった本社を2021年に山梨・西湖へ移した株式会社アミューズ。インスピレーションとコミュニケーションが生まれる開放的なオフィスとして新たな拠点、アミューズ ヴィレッジが誕生しました。

もともと体育館として使われていた建物をリノベーションし、都心では実現できない広々とした余白のある家具配置や、高い天井を生かした開放的なオフィスエリアも完備。

アミューズヴィレッジ内部
高い天井を活かした開放的なオフィスエリア

屋外には富士山麓の大自然と広大な敷地を活かす形で建てられた、キノコのオブジェやツリーハウスの遊具もあります。

アミューズヴィレッジ屋外
広大な土地の中にある、アミューズヴィレッジ

撮影スタジオやレッスンルームも完備され、こちらで撮影された作品も多くあるのだとか。 また多目的な活用を目的として設計されたホールでは、さまざまなイベントを行うことができるそうです。

撮影スタジオ
撮影スタジオ
アミューズヴィレッジ内のアート ©︎Waku
アミューズヴィレッジ内のアート ©︎Waku

「感動だけが、人の心を撃ち抜ける」を掲げ、あらゆる才能とつながり、世界と勝負する「アーティスト」「作品」「技術」をプロデュースするとともに、今後は山梨のあらゆる地域資源とつながり、”地域ブランド”もプロデュースしていくとのこと。

あらゆる挑戦を受け入れ実現を支援する「TRY! YAMANASHI!」キックオフイベント開催

「TRY! YAMANASHI!」キックオフイベント
「TRY! YAMANASHI!」キックオフイベント

イベントでは山梨県知事の挨拶をはじめ、忍野村でレストラン「 nôtori」 を運営するシェフの堀内 浩平氏、兄でソムリエの堀内 茂一郎氏、障害のある方が共に働き価値を生み出せる社会を目指し、県内でさまざま事業を展開する KEIPE 株式会社 代表取締役の赤池 侑馬氏が登壇し、トークセッションも開催されました。

今回のキックオフイベントを通じて、山梨県には挑戦しやすい土壌が整っていることを世の中に伝えていました。

西湖の自然に囲まれ極上の”奥・山梨料理”を味わえるガストロノミー「Restaurant SAI 燊(レストラン サイ)」

レストラン店内
レストラン店内

アミューズがプロデュースする2024年6月にオープンした「Restaurant SAI 燊(レストラン サイ)」にて美食を味わう体験も。

山梨県西湖で新たな食体験ができる複合型レストラン「Restaurant SAI 燊」は、料理人でもあり猟師でもある豊島雅也氏を迎え、「奥・山梨料理」をコンセプトにした新ジャンルのガストロミーを楽しめる場所。

料理人でもあり猟師でもある豊島雅也氏
料理人でもあり猟師でもある豊島雅也氏

調理の基本は薪火で、さまざまな火力を操りながら富士北麓のジビエ・キノコ・山菜・高原野菜・魚などの食材の深い味わいが引き出され、“生きとし生けるものすべてをいただく”発想で挑む新たなガストロノミー。

料理は「シェフの本日のお任せコース」が1種類(全8品前後)。

馬肉
料理は「シェフの本日のお任せコース」が1種類。一品目は馬肉。

※通常はディナーのみの営業ですが、今回はメディア発表会用に、通常のコースをぎゅっとまとめた形で提供していただきました。

前菜
山梨の果実をふんだんに使った前菜
熊の肉のだしスープ
熊の肉の出汁スープ

1品目は馬肉で、山梨の果実をふんだんに使った前菜、太刀魚のグリル、熊の肉の出汁スープ、鹿肉のローストまで、贅沢な品々が登場。器にもこだわっているそうで、奥・山梨料理の真髄を五感で味わえる体験ができました。

鹿肉のロースト
鹿肉のロースト

また食事と合わせるドリンクは、アルコールorノンアルコールのペアリングをチョイス可能。

アルコール類
アルコールorノンアルコールのペアリングをセレクト可能

アルコールは山梨ワインだけではなく、県産の日本酒・クラフトジン・クラフトビールなど、多彩な種類のお酒が並びます。

ソムリエ
ソムリエとの会話の中で、ワインの知識も上がりそう


ワインはソムリエ自身が提供する意義を感じたもののみをセレクトしているそうで、お話を聞くのも楽しいひととき。

山梨県産のおリンク
山梨県産などのドリンクがずらり!

またノンアルコールドリンクにも、独自性が重視されているのが特徴!

果実、樹木、根、土といったワインで意識されるエレメントを取り入れ、まるでアルコールを飲んでいるかのように、料理に合わせたペアリングを堪能できます。

また店舗は、西湖湖畔に佇む既存の建物をリノベーションされた場所。店内は靴を脱いであがるスタイルで、足を踏み入れると、檜のフローリングが心地よく足に触れ、自然の素材をより体で感じることができます。洗練されている空間ですが、なんだかほっとする時間を過ごすことができました。

店内の写真
木の温もりが感じられる空間

都心からのアクセスも良く、景観、食、お酒にアクティビティとさまざまな魅力が満載の山梨県。ワクワクするような事業を受け入れる体制が整い、今後ますますおもしろい場所となっていきそうです。

外出が楽しくなるこれからの季節に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

取材・文:森田文菜(Ayana Morita)

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