次の旅は”キッチン”が主役! バリ島のヴィラで究極の「Taste of Home」を体感

「旅の目的は、おいしいものを食べること!」という方も多いのではないでしょうか。

そんな食いしん坊な旅好きに今、注目されているのが、キッチン付きの貸別荘(バケーションレンタル)を拠点に、その土地の食文化を丸ごと味わう新しい旅のスタイル。そこで今回は、「Voyage Leaders」のMikiさんが、インドネシア・バリ島のヴィラで、食にフィーチャーした旅を体験。その様子を詳しくレポートします!

「Booking.com」が提唱する「Taste of Home」は、まさにそんな旅の楽しみ方を形にしたもの。最新の調査では、アジア太平洋地域の旅行者の多くが”食”を旅の重要な要素と考えていることが明らかになりました。

Contents

暮らすように食を楽しむ新しい旅のスタイル「Taste of Home」とは

なぜ、旅好きは「貸別荘」を選ぶのか?

キッチン付きの貸別荘で、自由な旅を満喫
出典:Booking.com

レストラン巡りも楽しいけれど、もっと自由に、もっと深くその土地の食に触れたい。そんな想いを叶えてくれるのが、キッチン付きの貸別荘です。

「Booking.com」の調査によると、食を重視する旅行者が貸別荘を選ぶ理由は以下の通り。

  • 好きな時間に食事ができる「柔軟性」 (46%)
  • 気兼ねなく楽しめる「プライバシー」 (44%)
  • 自由に料理ができる「キッチン」 (41%)

地元の市場で新鮮な食材を買い込み、現地のレシピに挑戦したり、仲間とワイワイ料理をしたり。レストランの営業時間を気にせず、自分たちのペースで食事ができるのが最大の魅力です。

知っておきたい! 貸別荘での”食旅”4つの最新トレンド

貸別荘での食の楽しみ方は、ますます多様化しています。注目の4つのトレンドをご紹介します。

  1. 旅先のシェフはZ世代!?
    かつて旅先で料理をするのは「お母さん」の役目でしたが、今やその主役は若者たちに。特にZ世代は、家族のレシピを再現したり、友人のためにもてなし料理を振る舞ったりと、キッチンを舞台に新しい食の体験を創造しています。
  2. お土産より食材!話題の「カート・ツーリズム」
    観光の合間に、地元のスーパーや市場に立ち寄るのが新たなブームに。日本では見かけない珍しい野菜や新鮮な魚介類を探すこと自体が、最高に楽しいアクティビティになります。ショッピングカートを現地の食材でいっぱいにする「カート・ツーリズム」は、地域経済にも貢献できる新しい旅の形です。
  3. いつもの味で安心「持ち運び式のパントリー」
    お気に入りのスパイスやコーヒー、出汁などを自宅から持参する旅行者が増えています。慣れ親しんだ味があるからこそ、現地の新しい味覚にも安心して挑戦できるのです。

    (参考 booking.com )

【体験レポ】バリ島のヴィラで究極の「Taste of Home」を体感!

さて、Mikiさんはこの新しい旅のスタイルを実際に体験すべく、自然と美食の宝庫・インドネシアのバリ島へ。ラグジュアリーなプライベートヴィラを拠点に、まさに「Taste of Home」の魅力を満喫してきました。

宿泊:プライベートヴィラで、暮らすような滞在を満喫

今回滞在したのは、ヌサドゥアに佇む静かな隠れ家『タマン ダルマワンサ スイーツ (Taman Dharmawangsa Suites)』。ヴィラのドアを開けると、目の前にはプライベートプール!

ミニキッチン付きの広々としたリビングでは、いつでも好きな時に料理が楽しめます。シャワーやトイレは屋外にある開放的なバリスタイルで、南国の風を感じながらリフレッシュ。さらに、お部屋にマッサージ師を呼ぶこともでき、一歩も外に出ずに極上のリラックスタイムを過ごせるんです。

ヌサドゥアの「タマン ダルマワンサ スイーツ (Taman Dharmawangsa Suites)」に宿泊
出典:Booking.com

ランチ:市場ツアーから始める、本格クッキングクラス

この日は少し足を延ばし、「カユマニス ヌサドゥア プライベートヴィラ&スパ (Kayumanis Nusa Dua Private Villa & Spa)」でクッキングクラスを体験。まずは活気あふれるジンバランの市場へ向かい、自分たちで新鮮な食材を調達。日本では見たこともない魚を発見したりと、胃袋をワクワクさせます。

ジンバランの市場で食材を調達
バリ島ならではの魚に遭遇!

その後、20年以上の経験を持つデニーシェフの指導のもと、バリ料理のペーストから焼き魚、デザートまで、なんと10種類もの伝統料理作りに挑戦!

自分で作った料理の味は格別でした。普段なかなか料理をしないので、緊張しながらもシェフの指導のもと、ソースを作るための材料を切ったり、ソテーを串に巻いたりとプライスレスな体験。

デニーシェフ自ら、バリ島の伝統料理を指南!
ソース作りなどから料理に挑戦

そのあとはみんなで手作り料理をいただきます。もちろんシェフによる監修のもとできたお料理なので、完璧なバリ料理をいただくことができました。

修了証もしっかりゲット!
美しく盛り付けられたバリ料理をいただきます!

ディナー:絶景ヴィラで味わう、一夜限りのシェフズテーブル

そして夜には、この旅のハイライトが! ディナーの舞台は、インド洋を見下ろす崖の上に佇む豪華なヴィラ「ソハムサ オーシャン エステート (Sohamsa Ocean Estate)」。息をのむような絶景が広がるインフィニティプールのそばに、この夜のためだけの特別なダイニングが用意されていました。

ディナーは、絶景ヴィラで味わう、一夜限りのシェフズテーブル

腕を振るうのは、スミニャックの人気店「FED by Made」のオーナーシェフ、マデ・ダヌ (Made Dhanu)氏。パリやロンドンでも経験を積んだ彼が、バリの旬の食材を使い、芸術的な料理を次々と提供していきます。

こうした特別な貸別荘でプライベートシェフの料理を味わうのは、まさに「Taste of Home」の醍醐味。レストランとは違う、完全にプライベートな空間で楽しむ食事によって、旅を忘れられないものになります。

サンセットと、バリ島に伝わる伝統舞踊・バリダンスを鑑賞

さあ、あなただけの「食旅」へ出かけよう!

高級ホテルでのディナーも素敵ですが、現地の市場に立ち寄り、仲間とキッチンに立ち、その土地の味を自分たちの手で作り上げる旅は、きっと忘れられない思い出になるはずです。

各国のジャーナリストたちとテーブルを囲んで情報交換

ビーチハウスでのBBQ、都会のアパートメントでの夜景ディナー、森のコテージでのんびり手料理。次の旅行では、キッチン付きの宿を予約して、あなただけの「Taste of Home」を見つける旅に出かけてみませんか?

取材協力:Booking.com

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Written By

九州生まれ、サンフランシスコ育ち。
18歳でパリへ移住し、フランスのカルチャーWebメディアでビデオジャーナリストとしてキャリアをスタート。

2010年1月からはハースト婦人画報社にてビデオプロデューサーを務め「ELLE ONLINE」「ELLEgirl」「メンズクラブ」など、多数の媒体で映像制作に携わり、エディターとしての経験も積む。

2013年1月より独立。
ファッション業界やWebメディアで培った知識を活かし、グローバルに活動を展開。

豊かな表情をトレードマークに、ファッションや美容ブランドの動画コンテンツ制作、広告制作、フランスのTV5mondeでのビデオジャーナリストとしての活動、SNS起業家のビジュアルブランディングなど、多岐にわたる分野で活躍。

ゴルフバッグとともに、世界中を旅している。

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