【ときめき上海グルメ旅】1泊2日でもビジネスクラス利用で快適に! 上海で優雅に楽しむレストラン4選【B級〜高級】

上海グルメサムネイル

中国・上海は、日本からわずか2時間半~3時間のフライト時間で、手軽に行ける海外の旅先のひとつ。

近場でありながら、異国情緒あふれる街並みや絶品の中華料理を楽しめる点が大きな魅力です。今回は「Voyage Leaders」の安田光絵さんが地元・上海の方のアテンドで、高級レストランからローカルフード店まで厳選して巡りました。弾丸日帰り~1泊2泊でも満足間違いなしの、旅の様子をチェックしましょう!

Contents

中国茶が豊富! フライトは「中国東方航空」のビジネスクラスを利用

今回、選んだ航空会社とシートは「中国東方航空(China Eastern Airlines)」のビジネスクラス。

中国東方航空(China Eastern Airlines)」のビジネスクラス
中国東方航空(China Eastern Airlines)」のビジネスクラス

プライバシーを考慮した席の配置とフルフラットのシート、大きめで鮮やかな映像の画面、ふわふわの枕、毛布、スリッパ完備で、ゆったりとリラックスしたフライトを楽しむことができます。

中国東方航空(China Eastern Airlines)」のビジネスクラス
モニター
大きく見やすいモニター
中国東方航空(China Eastern Airlines)」のビジネスクラス
アメニティ
近距離フライトでも心地よく過ごせます

お食事は行きは飲茶、帰りはお魚料理をセレクト。嬉しい点が、中国茶の豊富さ。プーアル茶やウーロン茶、緑茶ほか、ジャスミン、キンカン、パッションフルーツなどをブレンドした東方航空茶など、いろいろな種類のフレーバーを楽しめます。

中国東方航空(China Eastern Airlines)」のビジネスクラス
のウーロン茶
どの中国茶を選ぶか迷ってしまうほど♪
中国東方航空(China Eastern Airlines)」のビジネスクラスミール
本格的な中華料理にお腹も満足

2人分サイズもあってお手頃! 大人気の北京ダック店「四季民福烤鸭店(香港広場店)」へ

上海到着後、長らくご無沙汰だった本場の北京ダックを食べるため、友人オススメのレストラン「四季民福烤鸭店(香港広場店)」に連れて行ってもらいました。本店は北京で、上海にもチェーンを展開しているお店です。北京ダックの名店の中でも、さっぱりとした脂身とリーズナブルな価格帯で、地元の人や観光客に大人気だそう。

「四季民福烤鸭店(香港広場店)」
友人オススメのレストラン「四季民福烤鸭店(香港広場店)」

中国では、食前に旬のフルーツを提供されることが多いです。日本では手軽に食べられない、ジューシーなライチがたっぷり食べられて幸せでした!

「四季民福烤鸭店(香港広場店)」お料理
ジューシーなライチからスタート!

メインのダックの前に、北京らしさを感じる前菜盛り合わせや、豆苗と湯葉炒め、ゴーヤと肉団子のスープなど、北京の特色あるお料理をいただきました。

「四季民福烤鸭店(香港広場店)」
お料理
中国茶もたくさんおかわり
「四季民福烤鸭店(香港広場店)」
お料理
北京らしい前菜の盛り合わせ

季節ごとに変わるスープは、その時期の体調を整える素材が使われています。ゴーヤは身体の熱を鎮静させるので夏にぴったり。

「四季民福烤鸭店(香港広場店)」
お料理
お疲れ気味の身体が癒されます!
「四季民福烤鸭店(香港広場店)」
お料理
人気の青菜と湯葉炒め

目の前で切っていただく北京ダック。パリパリの皮とキュウリやネギ、甘辛いタレをもっちりとした皮に包んでいただきます。中からじゅわっと脂がとろけて、昇天級のおいしさ! オーダーしたのは半羽(約¥3,000)。2人でも食べきりやすい量で、焼き立てのジューシーさを堪能できるのが魅力です。

「四季民福烤鸭店(香港広場店)」
お料理
ジューシーな北京ダックを目の前でカット
「四季民福烤鸭店(香港広場店)」
北京ダック
皮はもっちり、中身はジューシー
「四季民福烤鸭店(香港広場店)」
北京ダック
焼き立てを堪能できて大満足!
四季民福烤鸭店(香港広場店)

所在地:上海黄浦区淮海中路282号香港广场北座3階
TEL:+86-21-63337521
営業時間:10:30-22:30

「ペニンシュラ上海」で優雅なアフタヌーンティーを

次に向かったのは、黄浦江沿いの歴史的エリア、外灘。イギリス、フランスなどの影響を受けたコロニアル様式の建物が立ち並ぶ、上海の中でも大好きな場所です。

外灘
クラシックな西洋の雰囲気を感じる外灘

このエリアにあるのが「ペニンシュラ上海」。外灘ならではの歴史的建築と調和したクラシカルな雰囲気を体感できるホテルです。ちなみに、ペニンシュラの外装やロールスロイス、制服などに使用されているグリーンは、ペニンシュラグリーンと呼ばれ、独自に定義した色なのだとか。

ペニンシュラ上海
由緒正しい「ペニンシュラ上海」へ

大理石の床と優美な曲線の階段に赤いチェアのアクセント、竹のモチーフが描かれた壁など、東洋の伝統とモダンが融合したエレベーターホール。どこを切り取っても格式高く、贅沢で洗練された空間に心奪われます。

ペニンシュラ上海
華やかで洗練されたインテリア

1階にあるティーラウンジ、「ザ・ロビー(The Lobby)」は、1920年代の上海のクラシックな魅力を反映した内装。豪華なシャンデリア、ゆったりとくつろげるベルベットの椅子、落ち着いた色調のインテリアが素敵。

ペニンシュラ上海
気品を感じるロビーで、くつろぎの時間を

アフタヌーンティーセットも魅力的だったのですが、ランチを食べたばかりだったので、紅茶と単品のスコーンをオーダー。外はカリっとしていて、中はしっとりした焼き立てのスコーンに、たっぷりのクロテッドクリームとジャムをつけていただきます。

ペニンシュラ上海
スコーンと紅茶で、優雅な時間を満喫

生演奏の音楽を聴きながら、伝統的な英国式アフタヌーンティーをラグジュアリーな空間でいただくひとときはまさに至福。なお、「ペニンシュラ上海」のアフタヌーンティーは他国のペニンシュラの中でも比較的入りやすく、隠れた名スポットです。

ペニンシュラ上海(The Peninsula Shanghai)

所在地:上海市黄浦区外灘中山東一路32号(32 Zhongshan Rd (E-1), Waitan, Huangpu, China, 200002)
TEL:+86-21-2327-2888
営業時間:オールデイダイニング:6:00-22:00
アフタヌーンティー:14:00-18:00
公式HP:https://www.peninsula.com/zh-cn/shanghai/5-star-luxury-hotel-bund
@thepeninsulashanghai

ペニンシュラ上海(The Peninsula Shanghai)

所在地:上海市黄浦区外灘中山東一路32号(32 Zhongshan Rd (E-1), Waitan, Huangpu, China, 200002)
TEL:+86-21-2327-2888
営業時間:オールデイダイニング:6:00-22:00
アフタヌーンティー:14:00-18:00
公式HP:https://www.peninsula.com/zh-cn/shanghai/5-star-luxury-hotel-bund
@thepeninsulashanghai

行列必至! ミシュラン(ビブグルマン)取得店「蘭心餐厅」で、ザ・ローカル上海料理を味わう

さて、上海に行ったら、ぜひ食べてみたいのがローカル料理。上海人の友人イチオシの「蘭心餐厅」は、1980年にオープンしてから人気の上海家庭料理店。リーズナブルでおいしい料理が食べられると評判で、ミシュランのビブグルマンも取得。

蘭心餐厅
上海人の友人イチオシの「蘭心餐厅」は、ミシュラン・ビブグルマン取得店

大人気店で常に満員とのことで、この日、早めの17時に行ったところ、10分ほど待って入れました。外では、店主が座ってお客さまを案内しています。上海の方へのニーズが高いお店で、お店の人とのやりとりの上海語が聞こえてくるのも楽しいです。

蘭心餐厅
上海人、お墨付きのお店は期待大!

オーダーしたのは、お店オススメの豚レバーの甘辛炒め(約¥640)。お肉はやわらか、ピーマンはシャキシャキで甘辛味が絶品! 甘えびの甘辛揚げ(約¥900)も地元の人気料理。私は手で殻を剝きましたが、上海人の友達は口で器用に剥いていました。

野菜は、草頭の紹興酒炒め(約¥600)をオーダー。草頭は、日本語では「ウマゴヤシ」。クローバーのような見た目で、やわらかくさっぱりとしたお味。次回は、他のお料理も食べてみたいです。

蘭心餐厅お料理
ローカルの友人と一緒だからこそ、オーダーできたメニューも!
蘭心餐厅(Lanxin Restaurant)

所在地:上海市進賢路130号(130 Jinxian Rd, Huangpu, Shanghai, China, 200041)
TEL:+86-21-6253-3554
営業時間:営業時間11:00-13:30 / 17:00-21:00

蘭心餐厅(Lanxin Restaurant)

所在地:上海市進賢路130号(130 Jinxian Rd, Huangpu, Shanghai, China, 200041)
TEL:+86-21-6253-3554
営業時間:営業時間11:00-13:30 / 17:00-21:00

”オールド上海”を堪能できる空間で、「玲姐海鮮火鍋」の海鮮火鍋に舌鼓

上海の中でも人気の観光地、「新天地」。上海租界時代のフランス建築の名残が残るエリアにある火鍋のお店「玲姐海鮮火鍋」へ。こちらの建物は、宋三姉妹の一人・宋靄齢(ソン・アイリン)とその夫・孔祥熙(コン・シャンシー)の旧邸をリノベーションしたのだとか。

玲姐海鮮火鍋
人気の観光地「新天地」の火鍋店「玲姐海鮮火鍋」

店内は、ヨーロッパ風の壁紙、ベルベットのソファや椅子、ダイヤ柄のタイル、小物まで、”オールド上海”にトリップしたような雰囲気。

玲姐海鮮火鍋
プライベート感のある座席配置
玲姐海鮮火鍋
古き良き上海の雰囲気を体感

シェフは、香港のペニンシュラホテルやマニラのマリオットホテルで総料理長を務め、インド大統領やフィリピン元大統領夫人の接待経験もある大ベテラン。料理に使われる素材はすべて厳選されたクオリティの高いもので、化学調味料も無添加。

玲姐海鮮火鍋
身体に良く、美味しいとはさすが!
玲姐海鮮火鍋
スープの滋味深いコクを堪能

オーダーしたのは、豚の胃袋と鶏肉の白胡椒スープベースの火鍋のコース(一人約¥12,000)。まず、べ―スのスープをいただくのですが、濃厚でコクが深くてあまりのおいしさに5杯おかわり。その後、辛いスープと交互で牛肉や海鮮を入れていただきます。

玲姐海鮮火鍋
栄養たっぷりの火鍋で、心も体も温まります

調理はすべて、スタッフの方にしていただけるので安心。デザートでいただいたマンゴースープや小豆のお汁粉、亀ゼリーもそれだけで専門店が開けるくらいのレベル。美食家やスターが集まるというのも納得のレストランでした。

玲姐海鮮火鍋

所在地:上海市黄浦区复兴中路537号 思南公館
TEL:+86-21-6277-7557
営業時間:11:00-02:00

玲姐海鮮火鍋

所在地:上海市黄浦区复兴中路537号 思南公館
TEL:+86-21-6277-7557
営業時間:11:00-02:00

上海でグルメを満喫!

リーズナブルなのにおいしいローカルのお店から、ラグジュアリー気分に浸れるお店まで。上海グルメは振り幅がとても広いのでさまざまなお食事を楽しめるはずです。もし上海を訪れることがあれば、ぜひ現地ならではの食事を満喫してくださいね!

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Written By

Mitsue Yasudaのアバター Mitsue Yasuda 美容・恋愛ライター / ウェルネスフードアドバイザー

日本大学芸術学部映画学科卒業後、雑誌、ウェブライターとしてフリーランスに。

現在はコラム執筆、コピーライティングほか、美容コンサルティングをメインに活動。

2年間の上海滞在経験を活かし、2023年より中国との輸出業「安田貿易」を立ち上げる。

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