【宿泊記】「シックスセンシズ京都」でウェルネスステイ|客室・スパ・朝食・レストランを紹介

京都を旅する目的といえば、寺社巡りや美食、四季折々の風景などさまざま。けれど、ときには観光の予定を詰め込まず、ホテルそのものを目的に京都を訪れてみるのはいかがでしょうか?

今回滞在したのは、京都・東山に佇む「シックスセンシズ京都(Six Senses Kyoto)」。2024年に開業した「シックスセンシズ」ブランドの日本初のホテルです。

「シックスセンシズ京都(Six Senses Kyoto)」 ホテル全景
Photo by:Six Senses Kyoto

ウェルネスをブランドの大きな柱とする「シックスセンシズ」ブランドですが、京都で印象的だったのは、それだけではありません。日本の文化や職人技を取り入れたアート、自然とのつながりを意識した空間、地域の食材を生かした料理、そしてホテルの随所に見られるサステナビリティへの取り組み。

そこで今回は、1泊2日の滞在を通して、客室やスパ、レストラン、朝食からアートまで、「シックスセンシズ京都」ならではの魅力をじっくり体験してきました。

自然と溶け込むようなロビー
Contents

「シックスセンシズ京都」とは? 東山に誕生した日本初上陸のホテル

京都駅からタクシーで約7分。「シックスセンシズ京都」は、三十三間堂にもほど近い東山エリアにあります。

ホテルに足を踏み入れてまず感じるのが、京都の街中にありながら自然との距離が近いこと。大きな中庭を中心に設計された館内には、小さな庭や生け花、植物、自然素材などが随所に取り入れられています。

館内へ入った瞬間にふわっと香るモダンでウッディな香りは、「シックスセンシズ 京都」のために作られた「シグネチャーセント」。

さらに、”ウェルカム リチュアル”として粉末のお香「塗香(ずこう)」が差し出されます。「天香堂」が「シックスセンシズ 京都」のために独自で配合した、天然原料100パーセントのお香だとか。この粉末を手のひらに広げてじっくりと香りを嗅ぐことで心を鎮める効果があるそう!

ウェルカムドリンクは季節ごとに変化
ウェルカムの香は、京都の天香堂の香り

自然とのつながりを意識した「バイオフィリックデザイン」がホテル全体のテーマのひとつ。京都の庭園文化に敬意を払いながら、館内でもふと立ち止まり、自然に目を向けられるような空間がつくられています。

ロビーからバリアフリーで出られる中庭

ホテルに隣接した敷地には野菜やハーブを育てるガーデンをはじめ、苔や石を生かした庭、スパガーデンなども。都会のホテルでありながら、滞在中は、さまざまな場所で緑を感じられます。

中庭の小道を歩くことも可能
ライトアップされた夜の中庭

京都文化を映すアートと、遊び心あふれる館内

館内を歩いていると、もうひとつ気づくのがアートの多さ。ラグジュアリーホテルらしい洗練された空間の中に、京都の文化や日本の物語を取り入れた、ちょっとした遊び心が散りばめられています。

たとえばロビーを彩るのは、京都の鞍馬山の朝焼けを表現した楽焼のタイル(※)。各客室の前には、再生和紙から作られた狐のお面が飾られ、それぞれ異なるデザインになっています。

※ 茶道で使われる伝統的な楽焼の技法を応用し、現代のインテリアや建築向けに作られた手作りの陶板・タイル。

京都の鞍馬山の朝焼けを表現した楽焼のタイルが屏風デザインに
狐の目の明かりを消す=Don’t disturbのサイン

地元のアーティストによる作品を通して、京都や日本の文化に触れられるのも、このホテルならでは。

客室で出迎えてくれた、九尾の狐のぬいぐるみ「キュウちゃん」も、そのひとつです。京都に暮らす刺し子作家の監修により、日本の刺し子文化を取り入れて制作。九尾を表現する刺し子には、伝統的な蓮の花のデザインから着想を得た模様が使われています。

かわいらしいホテルのマスコットですが、販売による利益の一部とホテルの総売上の0.5%は、地域の文化や自然を守るためのサステナビリティ基金へ。館内のアートやマスコットにも、京都の文化とホテルの考え方がさりげなく込められています。

「キュウちゃん」に付属する紙には「ワタシを家に連れて帰ってくれたら、お部屋代に加算される¥8,000の利益からサステナビリティ基金に寄付され、京都の森林保全と再生、そのための若い世代の教育をサポートするよ。(中略)」と説明が。自然な形で社会貢献ができるのは、素敵なことですよね。

九尾の狐「キュウちゃん」は、日本の伝統の物語に登場する霊獣。忠実な守護神や友人としての存在だそう

「デラックス ガーデン キング」に宿泊!客室とアメニティを紹介

「シックスセンシズ京都」には81室の客室とスイートがあり、客室タイプによって中庭や京都の街、隣接する豊国神社の庭など、異なる眺望を楽しめます。

今回宿泊したのは、42㎡の「デラックス ガーデン キング」。バルコニーからは、小川や青松が配された静かな中庭を望み、鳥のさえずりが聞こえてくることも。モダンな日本らしさと自然が心地よく調和した客室です。

夜も朝も、バルコニーで過ごす時間が癒しでした
客室からガーデンを独り占め

私が宿泊した022号室はスパと同じフロアの一番奥にあり、とても静か。トリートメントやヨガの前後に客室へ戻りやすかったのも便利でした。一人でゆっくり過ごす旅はもちろん、ウェルネスを目的にした女子旅にも使いやすそうです。

客室にはイギリス「Naturalmat」社のオーガニックマットレスや枕のメニュー、100%コットンのバスローブ、「TENTIAL」のリカバリーウェア「BAKUNE」とコラボレーションした特別仕様の「BAKUNE Pajamas Gauze」、ヨガマットなどが用意され、まさにウェルネスが感じられます。

さらに、使い捨てプラスチックをできるだけ減らしたバスアメニティや、再利用可能なガラスボトルに入った飲料水など、環境への配慮も随所に見られます。

環境に配慮されたアイテムが並ぶ洗面台
全客室に着心地の良いリカバリーウェアやヨガマットが!

ウェルカムアメニティのほか、冷蔵庫のソフトドリンクやポップコーン、チップスなどのスナックも客室料金に含まれています。さらに飲み物やスナックにもガラス瓶などの容器が使われ、客室で快適に過ごすことと、環境への負荷を減らすことを自然に両立しているのが印象的でした。

ウェルカムアメニティはどれも美味!
滞在中、ノンアルコールドリンクは無料

プライベートガーデン付きからペントハウスまで、ほかの客室も見学

滞在中には、ほかのタイプの客室もいくつか見学させていただきました。

「プレミア スイート ガーデン ツイン」は、88㎡のゆとりある空間にツインベッドのベッドルームと独立したリビング、大きなバスルームを備えたスイート。バルコニーからプライベートな日本庭園へ直接出られるのが大きな特徴で、緑をすぐそばに感じながら静かに過ごせます。

思い思いに過ごせるリビングルーム
客室からガーデンを独り占め!

さらに圧巻だったのが、ホテル最上階に位置する238㎡の「3ベッドルーム ペントハウス スイート」。

アート鑑賞しながら寛げるリビングルーム

キングベッドを備えた2室とツインベッドの1室、計3つの独立したベッドルームがあり、それぞれに専用バスルームを完備。広々としたリビング&ダイニング、キチネットも備えています。

最大6名まで宿泊できるため、家族三世代での京都旅行や友人同士でのグループステイなど、特別な京都滞在にもぴったりの客室です。

一番奥に位置する広々としたマスタールーム
大人数での食事会もゆったり
外の景色と調和するパウダールーム
ジャパニーズモダンなバスルーム

子連れ京都旅行にも。キッズクラブ「Grow With Six Senses」

「シックスセンシズ京都」を訪れ、少し意外だったのが、子ども向けの施設やプログラムも充実していること。

キッズクラブ「Grow With Six Senses」は、単に子どもが遊ぶためのスペースではなく、遊びを通してウェルネスやサステナビリティ、日本文化に触れられるよう考えられています。

室内には、緩やかな芝生の丘を思わせるプレイスペースや木製の滑り台、おもちゃや工作を楽しめるスペースなどが用意され、ナチュラルな素材感を生かした空間もホテルらしい雰囲気。

遊び心たっぷりな仕掛けが!
キッズスペースから中庭が見えるのも贅沢!

主に5〜12歳の子どもを対象に、折り紙、和紙作り、ちぎり絵、漢字、ポップアップカード作り、てるてる坊主作りなど、多彩なアクティビティが用意されています。(5歳未満も保護者同伴で利用可能)

キッズ向けプログラムが充実
物を大切にする意識を養う、廃材を活かした工作

大人がスパやウェルネスを楽しむ一方で、子どもたちも京都の文化や環境について楽しみながら学べるのが特徴。ラグジュアリーな大人のウェルネスホテルというイメージだけではなく、ファミリーで滞在しやすい一面も感じられました。

「シックスセンシズ京都」が取り組むサステナビリティ

さて、サステナビリティは、「シックスセンシズ京都」を知るうえで欠かせないテーマ。ホテルでは「Plastic Free」「Zero Waste」を長期的な目標に掲げ、使い捨てプラスチックや廃棄物の削減に取り組んでいます。

客室やレストランで提供される飲料水にはすべて館内の専用施設で瓶詰めして再利用可能なガラスボトルが使用され、ミニバーやバスルームのアメニティにもプラスチックを使わないパッケージを採用。

バスアメニティはボトルで設置
ホテル内に専用の浄水施設があり、使用する飲料水のすべてを安全に浄水
Photo by:Six Senses Kyoto

ホテルの敷地に隣接したガーデンでは野菜やハーブも育てられ、藁や落ち葉を利用して作る自家製ドライコンポストを土づくりに活用しています。 

また、館内の「Earth Lab(アースラボ)」は、サステナビリティをより身近に体験できる場所。自然素材やアップサイクル素材を利用したアイテム作りをはじめ、京都の文化や職人技に触れられるさまざまな体験が用意されています。さらにホテルでは、売上の0.5%を独自のサステナビリティ基金に充て、地域の環境・社会プロジェクトを支援。

”環境に配慮したホテル”と掲げるだけでなく、客室、食、アート、体験など、宿泊者が実際に触れるものの中にその考え方が取り入れられています。

滞在者が無料で参加できる手作り体験の工房
楽しみながら循環の知恵を学べる空間

「シックスセンシズ スパ 京都」でウェルネスを体験

シックスセンシズブランドを象徴する存在のひとつが、ウェルネス。

「シックスセンシズ スパ 京都」は、4室のトリートメントスイートをはじめ、ヨガや瞑想、空中ヨガなどを行うセンサリースタジオ、温浴施設、ドライサウナ、スチームサウナ、屋内プール、フィットネスジムなどが揃った空間。

スパ内のコンサルテーションルームでありながら、30以上の主要な生理学的バイオマーカーを分析する「ウェルネス スクリーニング」をもとに、一人ひとりに合わせたウェルネスプログラムを知ることができるというのが本格派! 気軽に受けられる無料版と、詳しい分析結果が分かる有料版の2種類が用意されています。

わずか10分ほどでゲストの体の内側まで測定できる
「ウェルネス スクリーニング」
スパ併設のショップでは、リカバリーパジャマの購入も可能

「バイオハック リカバリー ラウンジ」では赤色LEDフェイスマスクなどの機器を利用できるほか、水中で行うボディワーク「WATSU(ワッツ)」専用プールも用意されています。

「ワッツ」とは「Water Shiatsu(水中指圧)」の略で、水の浮力で体の緊張を緩め、水の抵抗やセラピストのサポートを利用してストレッチを行うこと。心身が解放され、セッション中に泣き出してしまう方もいるとか。(60分:¥32,000)

美肌を目指せるLEDフェイスマスク
マッサージガンやゼログラビティチェアなどが完備
落ち着いた雰囲気のプール
ワッツ(水中ボディワーク)が受けられるプール

また「アルケミーバー」では、日本の二十四節気(にじゅうしせっき:太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6等分した24の期間)」に基づいた素材を使い、オリジナルのスクラブやバスソルトなどを手作りできます。スパエリアだけでも、日本の文化や伝統的なヒーリングと現代のウェルネスを組み合わせた、多彩な体験が用意されています。

「アルケミーバー」でのワークショップは大人気!
Photo by:Six Senses Kyoto

能の“引き算の美”に着想を得た新フェイシャル「OMOTE」

今回、特に楽しみにしていたのが、2026年8月に登場した「シックスセンシズ スパ 京都」限定のフェイシャルトリートメント「OMOTE(90分 ¥63,000)」。日本の伝統芸能である能で使われる「面(おもて)」と、“引き算の美”という考え方から着想を得たトリートメントです。

トリートメントルームは全4室。そのうち1室はペアルーム

日本発のウェルネススキンケアブランド「LAPIDEM(ラピデム)」と共同開発され、施術にも同ブランドのアイテムを使用。

「LAPIDEM(ラピデム)」のスキンケアアイテムはショップで購入も可能

和筆による繊細なブラッシングを取り入れたケアに加え、約40℃の石膏マスクで顔を包み込みます。さらにマスク中には、日本で生まれた反射療法「足心道(※)」も行われます。

※ 足裏から膝下までにある多数の反射区を、指や専用の棒で丁寧に刺激する施術

和筆など特徴的なアイテムを使用
巡りに働きかける石膏マスク

特に心に残ったのは、年齢に抗うことだけを目指すのではなく、人生経験を重ねた今だからこその美しさに目を向けるという考え方。美容の仕事に長く携わってきた私にとっても、美しさを改めて考えるきっかけになりました。

施術の始まりと終わりには、“おりん”の澄んだ音色が響きます。肌をケアする90分でありながら、次第に意識まで静かになり、慌ただしい日常から少し距離を置けるような時間でした。

施術後に利用できるリラクゼーションラウンジ

ハンモックヨガ&温浴施設で心と身体をリラックス

滞在中はヨガにも2度、参加しました。特に気に入ったのが、天井から吊るされたハンモックを使って行うヨガ。

私はもともと身体が硬いほうですが、ハンモックに身体を預けたり、支えにしたりすることで、普段のヨガではなかなか届かないところまで心地よく伸ばせる感覚に。

そして一番のお気に入りは、最後のシャバーサナ(屍のポーズ)。ハンモックの上に全身を預けて目を閉じると、身体がふわりと包み込まれるよう。自然と身体の力が抜け、深いリラックスと安心感に満たされる時間は格別でした。

ストレッチ効果が高く、心身ともにスッキリ!
ハンモックヨガの担当講師:Yuri先生

ヨガのあとは、そのままスパの温浴施設へ。熱めとぬるめのお湯に加え、ドライサウナ、スチームサウナ、水風呂なども完備されているので、身体を動かしたあとにゆっくりと身体を休めることができます。

観光の予定を詰め込むのではなく、ホテルの中で身体を動かし、そのままゆっくり休む ー そんな時間の使い方も、京都でのウェルネスステイならでは。

レストラン「Sekki(節気)」で、二十四節気を味わうディナー

ディナーは、シーズナルダイニング「Sekki(節気)」へ。

節気とは、二十四節気(にじゅうしせっき)のこと。太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6等分して24の期間に名前をつける日本古来からの知恵。「Sekki(節気)」は、そこから着想を得て、まさに旬の食材が用いられたメニューが提供されている唯一無二のレストラン。

日本古来からの知恵として用いられている節気から着想を得ていて、まさに旬の食材が用いられたメニューが提供されている唯一無二のレストラン。

そして、隣の豊国神社の敷地内に、ホテルで利用する野菜やハーブを育てるガーデンがあったことには驚き! このガーデンで育てられた素材がダイニングの料理やワークショップなどに活用されています。

季節柄、茄子などを見かけました
隣の豊国神社の敷地に、ハーブや京野菜などが!

また、食材はできるだけ地域から調達することを大切にしているそうで、ホテルから160km圏内の農家とも連携。食材の輸送距離を短くすることで、二酸化炭素排出量を抑えながら地域の生産者を支える取り組みも行っています。

この日は「節気ディナーコース(15,800円)」をいただきました。

自家製パン
サステナブルな野菜のチュイル

ウェルカムスパークリングティーから始まり、自家製パンとサステナブルな野菜のチュイル、大山サーモンのタルタル、夏野菜の吸い物、鰆と焼き茄子のピュレ、近江鴨の炭火焼きへ。

大山サーモンのタルタル 胡瓜とレモングラスのコンフィ
夏野菜の吸い地

メインは近江鴨や近江牛などから選び、最後はシャインマスカットや和梨、大葉やシナモンなどを合わせたクレーム・ダンジュで締めくくります。

鰆と焼き茄子のピュレ
近江鴨の炭焼き
シャインマスカットや和梨、大葉やシナモンなどを合わせたクレーム・ダンジュ

その時季ならではの食材を一皿ずつ味わえるのも「Sekki」の楽しみです。(※旬の食材が使用されるため、メニュー内容は時期により変更されます。)

ディナーの後は、狐の足跡をたどって隠れ家バー「Nine Tails」へ

「Sekki」でディナーを楽しんだ後は、ホテル内のカクテルバー「Nine Tails(ナインテイルズ)」へ。

館内を歩いていると見つけたのが、狐の足跡を思わせる小さな仕掛け。足跡をたどるように進んだ先に現れる何気ない扉を開けると、そこには“大人の隠れ家”のようなバー空間が広がっています。

隠れ家的な存在のバー
「酔って千鳥足になり、壁に足跡がついた」というエピソードが微笑ましい

「Nine Tails」は、この地に住まう伝説の狐たちが、夜な夜なお気に入りのお酒を楽しむ隠れ家、というストーリーを持つバー。

かつての薬屋で漢方薬などを収めるために使われていた、小さな引き出しが並ぶ「百味箪笥」をイメージしたバーカウンターや、焼杉の風合いを生かしたインテリアなど、アンティークとコンテンポラリーが融合した空間も印象的です。

「Nine Tails」は、この地に住まう伝説の狐たちが、夜な夜なお気に入りのお酒を楽しむ隠れ家、というストーリーを持つバー

100種類以上の国産スピリッツを揃える一方、旬の食材や自家製コーディアルを使ったモクテルも充実。私はカクテル「GARDEN SMASH」をノンアルコールにアレンジしたモクテル「HIDDEN GARDEN」をいただきました。お酒を飲まなくても、本格的なバーの雰囲気と一杯を楽しめるのもうれしいところ。

ノンアルコールジン、大葉とカルダモンのコーディアル、胡瓜、ミント、ライムがミックスされたモクテル「HIDDEN GARDEN」

客室で出迎えてくれた九尾の狐の“キュウちゃん”から、館内の狐のお面、そして足跡の先に待つ「Nine Tails」まで。ホテルのあちらこちらに散りばめられた狐のモチーフを見つけていくのも、シックスセンシズ京都ならではの遊び心を感じる楽しみのひとつでした。

シックで居心地の良いバーは、早い時間から営業

シックスセンシズ京都の朝食を実食! 京都らしい和朝食も

翌朝も「Sekki」で朝食をいただきました。

朝食はメインとサイドメニューを組み合わせて選べるスタイル。私は「KYOTO MORNING TASTE」から、焼き魚、玄米、味噌汁、漬物が並ぶ和朝食をセレクトしました。

和朝食のほか、卵料理や京うどんなどメニューは豊富
お庭を見ながらいただきます!

さらにサイドメニューから選んだのが「大徳寺納豆ベイクドポテト」。京都の伝統食である大徳寺納豆を空炒りして粉末にしたものをベイクドポテトに合わせるという、意外な組み合わせ! ホクホクのポテトが美味しく、納豆の味はほとんどしないので、納豆が苦手な方もぜひオーダーしてみてくださいね。

「大徳寺納豆ベイクドポテト」
ビュッフェ台には京都らしい漬物コーナーも

メニューには「Fitness」「Sleep」といった表示のほか、乳製品不使用、グルテンフリー、精製糖不使用、ヴィーガン、ベジタリアンなどもアイコンで表示されています。食事に厳しい制限がない方でも、その日の体調や食生活に合わせて選びやすいのもうれしいポイントです。

抹茶やチョコなど、自家製のシリアルが美味!
自然素材のフードが並ぶハーフビュッフェ

朝食後は、朝のヨガへ。「シックスセンシズ京都」ではヨガをはじめ、さまざまなウェルネスアクティビティが日々開催されているため、滞在のスケジュールに合わせて取り入れることができます。

私も朝食後にゆっくりと身体を動かし、気持ちよく一日をスタートできました。

京都産のイチジクや自家製グラノーラを、豆乳ヨーグルトでいただきました!

1泊2日で感じた「シックスセンシズ京都」の魅力

今回1泊2日を過ごして印象に残ったのは、ウェルネス、食、アート、サステナビリティが、ひとつの滞在体験として自然につながっていること。

自然を身近に感じられる庭があり、その土にはホテルのごみから作ったコンポストを活用。客室では使い捨てプラスチックを減らしたアメニティが設置され、地元のアーティストによる作品や「キュウちゃん」を通して京都の文化にも触れることができるという仕掛けがあります。

京都に来ると、つい寺社やお店を巡る予定を詰め込みたくなりますが、ときにはホテルで過ごすことそのものを旅の目的にすると、満足度の高い時間を過ごせるのではないでしょうか?

2026年秋冬に注目したい、「シックスセンシズ京都」の最新ウェルネスプログラム

2026年秋冬は、今回体験した「OMOTE」以外にも、さまざまなウェルネスプログラムが予定されています。ぜひ公式サイトからチェックしてみてくださいね!

※ それぞれ、リリース内にある画像を1-2枚、共有いただけましたら掲載いたします。

京都オリジナルの新フェイシャル「HAKE KIYOME」と「OMOTE」

2026年8月1日から、日本の文化と精神性をテーマにした2種類のフェイシャルトリートメントがスタート。

「HAKE KIYOME」は日本の「清め」の文化を肌で体験するブラッシュ ピュリファイング フェイシャル。今回の記事でご紹介した「OMOTE」は能に見られる“引き算の美”から着想を得たコントアリング フェイシャルのメニューです。

「HAKE KIYOME」
Photo by:Six Senses Kyoto
「OMOTE」
Photo by:Six Senses Kyoto

世界各地の専門家を招く「Visiting Practitioner」

「シックスセンシズ京都」では、世界各地で活躍するウェルネス分野の専門家やセラピストを期間限定で招聘する「Visiting Practitioner」を実施。

2026年10月1日~11月4日は、イタリアのソマチック・ヒーラーでボディワークの専門家Govinda Chiesa氏、11月6日~23日は、日本のWATSU (水中ボディワーク)の先駆者・小笠原有佳子氏がプログラムを行います。

Govinda Chiesa氏
Photo by:Six Senses Kyoto
小笠原有佳子氏
Photo by:Six Senses Kyoto

女性のための「Yin Way Retreat – The Way of a Woman」

「シックスセンシズ」ブランドとして初めて開催される、女性のための3泊4日のウェルネスリトリート。

「シックスセンシズ」のウェルネス プロジェクト ディレクターであるHatiによる女性のためのウェルネスセミナーのほか、スパトリートメントやサウンドヒーリングなどのアクティビティ、そして滋味あふれる朝食や二十四節気に寄り添うディナーなど、シックスセンシズ 京都のウェルネスを幅広く体験可能! 東洋医学や伝統的な知恵から、ウェルネススクリーニングやバイオハックまでを取り入れ、女性のウェルネスと向き合うプログラムです。

日本語通訳付きで参加可能なリトリート
Photo by:Six Senses Kyoto

「レスト&リカバー 1Day」プログラム

心身を休めたい方に向けた「レスト&リカバー 1Day」も、スパのウェルネスプログラムとして用意されています。

京都で観光を楽しむ旅とはひと味違う、自分自身の心と身体に時間を使う滞在。シックスセンシズ京都を訪れるなら、客室や食事だけでなく、こうしたウェルネスプログラムまで組み合わせて滞在してみるのもおすすめです。

「Sound Healing」
Photo by:Six Senses Kyoto
「WATSU」
Photo by:Six Senses Kyoto

シックスセンシズ京都(Six Senses Kyoto)
住所:〒605-0932 京都府京都市東山区妙法院前側町431
TEL:075-531-0700
料金:1泊1室 ¥170,000(税・サービス料込み・宿泊税別)~
客室数:81室
公式サイト/https://www.sixsenses.com/jp/kyoto

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取材・執筆・編集経験豊富なプロライター2名を中心に運営する、”旅、生き方、キレイ”を軸にしたWell-beingを叶える情報メディア&コミュニティ。人生を味わい尽くしたい方に向けた大人の夢の居場所のような空間を目指します。

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